一人でも多くの患者さまに「選んでよかった」といってほしい~長島デンタルクリニック・長島院長インタビュー~
横須賀市でHAインプラントを扱う、長島デンタルクリニックが運営しています。院長はZimmer dental spline implant 公認インストラクターであり、10年間で3,500本以上ものインプラントを埋入してきました。この実績数は、常に誠実に治療に取り組んできた院長の思いから生まれたものです。こちらでは、長島悟院長へのインタビューをご紹介します。
――まず、歯科医師を志したきっかけをお聞かせください。
正直なところ、はっきり「だからこの仕事がしたい!」という明確な理由はありませんでしたね。ただ身内に医師や歯科医師がいて、学生の時からそのような職種に興味を抱きました。気づかぬうちに少しずつ影響を受けてきたのかなと思います。
――歯科医療の中でもインプラント治療を専門とされた理由は?
インプラント治療を用いなければ、患者さまの「食べる」という機能をしっかりと回復、維持できないと思ったからです。
歯を失うと咀嚼(そしゃく:咬み砕くこと)機能だけでなく、味覚や嚥下(えんげ:飲み込むこと)、発音などの口腔機能がうまく働かなくなります。それらを従来のブリッジや入れ歯で補うことは残念ながら不可能です。歯を削るブリッジや清掃が難しい入れ歯は、かえって口腔内環境の悪化を招くことも。
インプラント治療は失った歯を補うだけでなく、口腔機能の改善や高齢者の健康寿命延長など、さまざまな効果が期待できます。精度の高いインプラント治療の提供で、それらに少しでも貢献できればと考えています。
――HAインプラントとの出会いはいつごろですか?
HAインプラントとの出会いは、私がインプラント治療から一時期離れていたときに、当時の私と同い年ぐらい(当時40代)の女性が患者として来院されたのが切っ掛けです。彼女は、奥歯が5本抜けていて、「お嫁に行くからどうしても入れ歯やブリッジではなくインプラントにして欲しい」と希望しました。
ただ、インプラントを入れるにも顎の骨の薄さが1mmしかなく、チタンでは難しい…と悩んでいた時に、インプラントジャーナルという雑誌でインプラントの大家である林 揚春先生のHAインプラントの記事をふと読んだのです。その時に「HAインプラントであれば、インプラント治療が出来る」と思いました。そして、実際にその患者さまにHAインプラントを使用し、無事にインプラント治療を成功することができました。その時からのご縁で患者さまのお父さまとお母さま、親族の方もうちでインプラント治療をされ、今では一族で通っていただいています。
――診療で特に力を入れている点は?
「説明」と「対話」です。現在はどんな情報も、インターネットですぐに手に入れることができます。インプラントについてもさまざまな情報があふれていますが、それらは必ずしも正しいとはいえません。情報に振り回され、遠回りしてきた患者さまもおられます。
100%完璧な治療はありません。どのような治療法にも必ず長所と短所があるので、当クリニックではそれぞれをしっかりと説明し、納得いただいて治療を開始したいと考えています。そのため、十分な時間をかけてカウンセリングを行っています。
――長島デンタルクリニックを今後どのようにしていきたいですか?
先日、ある患者さまから「ここでインプラント治療を受けて本当によかったわ」というお言葉をいただきました。同じように思ってくださる患者さまが一人でも増えるよう、治療レベルの向上はもちろん、歯科衛生士のメインテナンスのスキルもみがいてまいります。患者さまに長く通っていただけるような医院を目指しています。
――最後に、来院を検討中の方へメッセージをお願いします。
これだけたくさんの歯科医院がある中で、当クリニックを選んでいただきありがとうございます。当クリニックでは院長の私が10倍の拡大鏡を、その他のスタッフは5~8倍の拡大鏡をインプラント手術や治療、メインテナンスに用いています。なるべく診療を繰り返さずにすむよう、精密な処置を実現するためです。
歯科治療は選択肢が多いため、他院で受けた診断や治療計画に「これでよいのだろうか」とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。当クリニックではセカンドオピニオンだけの患者さまも受けつけております。自費治療を中心に運営しておりますが、決して敷居の高い歯科医院ではありません。迷っておられる方は、お気軽にご相談ください。