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抜歯即時埋入で治療した右上前歯1歯の5年後の状態
右上前歯を1本抜歯即時インプラント埋入を行った症例です。インプ
ラントはインプラント埋入部位の状況により3通りの埋入方法があり
ます。まずは抜歯をしてから1年以上は経過している場合には歯茎だ
けでなくその下の骨もしっかり治癒しており成熟側埋入と呼ばれま
す。次に抜歯し2か月経過すると歯茎は治癒していますがその下の骨
はまだまだ治癒していません。このときは抜歯待時インプラント埋入
といいます。そして3つ目は抜歯と同時にインプラントを埋入する方
法です。これを抜歯即時インプラント埋入と呼ばれます。この抜歯
即時インプラント埋入が短期間で治療を終えることができます。特に
上の前歯は審美的に重要ですので、できるだけ歯茎を切開しないこと
が大変重要です。ただし症例によっては抜歯をすることで歯茎が吸収
することがありましたが、今ではルートメンブレンテクニックでそれ
を回避することができます。
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