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上の前歯4歯欠損に対して異なるインプラントを使いインプラントブリッジを装着した症例
1、インプラント埋入前
左上前歯の4本ブリッジ(青い丸印)を支える両脇の歯に歯周病が進
み、抜歯しなければなりません。患者様と抜歯後の処置を相談したと
ころ、固定式を望まれましたのでブリッジまたはインプラントになり
ます。ブリッジにするには4本歯が欠損しているため、支える歯は最
低でも4本必要となります。欠損歯が4本と支える歯が4本で8本つな
がったブリッジとなります。この方法はいい治療方法ではありません
。これだけ歯の本数が多いブリッジでは精密なブリッジっを製作する
ことは困難です。費用の点から考えても保険適用外のブリッジとなり
、当クリニックではインプラントブリッジとほぼ変わりません。他の
歯に対する負担の大きさなどを考慮するとインプラントブリッジが
最適です。
2、抜歯とインプラント埋入
術前のCT診査でインプラント埋入予定部位のすぐ近くの骨の中に「犬歯
が埋伏している」ことが確認できましたので、そこの部位には通常の形
状のインプラントを使用することができず、長さ6ミリのショートイン
プラントを選択しました。
3,被せ物の装着
治療期間は6か月と長くはなりましたが、黄色い矢印にそれぞれ異なる
インプラントを支えにしたインプラントブリッジを装着しました。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 100万円+税
治療期間 6か月