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上顎左右奥歯を残してインプラント5本使いインプラントブリッジを装着した症例
1、インプラント埋入前
上下の歯は多く残っているものの、その上下の歯同士で噛み合わない
いわゆる「上下すれ違い咬合」という歯の残り方をされています。
インプラントがまだ欠損補綴の第一選択肢ではないころはこのような
症例は入れ歯を装着するのが主流の為、噛む力を受け止めることがで
きずに咬み合わせはズレて、残っている歯には負担が加わり良好な
口腔内を維持することはほぼ不可能な状況でした。インプラントが
使われるようになりこのような患者様が快適に食事ができるように
なり、QOLの向上の要因の一つになったことは間違いないと思います
。
2,抜歯とインプラント埋入
静脈内鎮静を用いて、術前に決定しておいたインプラント予定部位に
インプラントを埋入しました。」
3,被せ物の製作中
埋入した5本のインプラントがすべて骨と結合したことを確認後に、
被せ物の製作に入ります。
4,仮歯の装着
このように多くのインプラントを使用する症例では、仮歯を装着し患者
様に歯の大きさ、発音、嚥下、かみ合わせ、さらには清掃状況などを
確認していただきます。
5、被せ物の完成
インプラント埋入10か月後にセラミックで製作したインプラントブリッ
ジが完成しました。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 250万円+税
治療期間 10か月