記事タイトル
3歯欠損した上顎左上前歯にインプラントブリッジを行った症例
1,インプラント埋入前
左上前歯3歯欠損した患者様がインプラント治療を希望されて来院さ
れました。抜歯をされてから、かなり時間が経過しているようで歯茎
が半円状に吸収を起しています。このような吸収を起す原因としては
抜歯した歯の状態が悪かったまたは使用していた入れ歯の適合状態が
よくなかったことなどが考えれます。
2,インプラント埋入と暫間インプラントの使用
インプラントの埋入部位は術前のCT検査の結果、左上2番と左上3番
の部位に1本ずつインプラントを埋入することにしました。ただしこ
のままインプラントを埋入すると、右側の前歯と歯の長さが合わない
可能性が高いために、インプラントを埋入と同時に非吸収性の人工骨
を填入し吸収した歯茎をすこしでも膨らませようとしました。また治
療期間中前歯の仮歯が外れないように、暫間インプラントを使用しま
した。
3,仮歯の装着
4,印象採得
埋入3か月で2本のインプラントはしっかりと骨と結合したことが確認で
きましたので、最終補綴物であるセラミック製のインプラントブリッジ
の製作に入りました。
5,被せ物の完成
インプラント埋入5か月で被せ物(上部構造)が完成です。噛む力が
強い患者様はその強い力で被せ物が破折したり、緩む可能性が高くな
りますので、メンテナンス時には必ず確認をしてもらいましょう。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 85万円+税
治療期間 5か月