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他院で抜歯し骨が吸収してしまった上の前歯にインプラントを埋入した症例
１，インプラント埋入前
右上2番（黄色い矢印）を他院で抜歯し、仮歯が入っている状態でイ
ンラント治療の相談に来られた患者様です。他院では骨が痩せて凹ん
でいるため、いったん骨を作ってから数か月後にインプラント埋入を
勧められているいるそうです。このような症例では抜歯すると同時に
インプラントを埋入する抜歯即時法のほうが適していると思います。
そして歯根の状態にもよりますが「ルート メンブレン テクニック
」という方法ができればさらに骨の吸収を抑えることができたと
思います。専門的になりますがGBRという骨を作る方法は
施術後の腫れや痛みが出る
うまくいかないとインプラントだけでなく両側の歯に審美障害を
生じることがある
治療費が増える
期間が長くなる
等のリスクがあり当クリニックでは積極的には行っていません。
２，インプラント埋入と骨の填入
ではどのようにしているかというと、インプラント埋入と同時に
（非吸収性）人工骨をインプラントの外側（黄色い丸印）の部分に
填入し人工骨で吸収した骨を補い歯茎を膨らませます。インプラント
埋入と同時なため治療期間は短くなりますし、歯茎の切開も
ヱンベロップフラップという切開法でなるべく施術後の腫れや
痛みを軽減できる方法を選択しています。
３，上部構造の完成
インプラント埋入4か月の状態です。凹んでいた歯茎が膨らみ
審美的に改善しています。
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
合計 35万円＋税
治療期間 ４か月
