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インプラント 抜歯後の治療の流れ 抜歯即時インプラント埋入
今回は抜歯即時インプラント埋入の説明です。
この方法の特徴は
＊「フラップレス」つまり「歯茎を切開しない」
＊即時埋入ですから歯茎が治癒してから埋入する抜歯待時埋入より
治療期間が短くなります。
＊「歯茎を切開しない」ため術後の痛みを抑えることができます。
等です。
他の方法のインプラント埋入同様に術前のCT撮影が必須です。それ
は専門的になりますが、外側の骨の状態を正確に把握することが必要
なためです。通常のレントゲンでは確認できません。この方法は
かなり熟練したドクターでないと正確な位置にインプラントを埋入
できませんのでドクター選びも大切です。
適応症としては歯周病や歯根破折さらには残根状態などほとんどの
症例に対して行うことはできますが、歯周病が進み上顎洞や下顎神経
までの骨の厚みが非常に少ない場合には抜歯待時インプラント埋入に
なることも稀にあります。上の前歯の場合には即時荷重インプラント
埋入とは異なり、インプラントに土台を装着し仮歯をつけることは
できませんので、両隣の歯と仮歯を接着することになります。
