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右上奥歯にインプラントを使い3本ブリッジを装着し、周囲の健全歯の削合を回避した症例
1、インプラント埋入前
右上奥歯2本が欠損しています。(赤い矢印)の歯も保存することは
不可能です。つまり欠損歯が3本の状態となり、この状態でブリッジ
を入れようとすると、ブリッジを支える歯は少なくても3歯です。
前歯側の健全歯を削ることになりますね。ブリッジは長くなるほど
精度は低下します。今回の症例では固定式のブリッジを装着するには
少なくとも6歯繋がっていますので精度は落ちてきます。ブリッジの
精度が落ちるということは、カリエスになる可能性が高いということ
です。さらにブリッジでは支える歯が虫歯になるとその歯だけで
治療が終了とは限りません。ブリッジを再製作することが多くなりま
すので、いったんすべてを外すことになります。
インプラントは保険適用とはいきませんが、ブリッジと異なり
天然歯との連結はありませんし、セメントで接着せずスクリューで
固定をしますので、必要な時には被せ物を傷つけることなく
外すことができます。
2,インプラント埋入
上の奥歯のインプラント治療においては、埋入するインプラントの
長さより、骨の厚みが足りない場合が多いためソケットリフトを
併用することもあり、HAインプラントを選択しました。
3、被せ物の装着
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 85万円+税
治療期間 5か月