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歯根が割れているということは、歯を支えている骨が吸収しています。その3
引き続き前回のブログの続きです。
歯根破折した歯根の周囲の骨が大きく欠損している画像をありまし
た。さてこのように頬側の骨が吸収した場合、インプラントは埋入で
きるのでしょうか?当たり前の話ですがインプラントは骨があるとこ
ろに埋入します。では骨がないところにインプラントを埋入する場合
には、どのような選択肢があるのでしょうか?
1,骨を作ってからインプラントを埋入する。
2,骨があるところに埋入位置を変更する。
3,インプラント治療を断念して、ブリッジまたは入れ歯を入れる。
などいろいろと考えられますが、
今回の症例では抜歯後インプラントを即時埋入します。何故なら
私たちにはもともともともと自然治癒能力がありますので、欠損した
骨は再生してきます。この治癒能力を利用して、インプラントの周り
に骨が再生しやすい部位に置くことが重要です。そうすることによっ
てインプラント治療期間を半分近く短くすることができます。
骨を作ってからインプラントを埋入する方法もありますが、
骨を作るには時間がかかりますし手術回数も増えます。
骨を作るときは歯茎をおおきく切開や剥離しますので、術後は
腫れや痛みが生じやすいです。骨は人工的に作られたものより
自然治癒で作られたほうが感染にも強いのです。
1、インプラント埋入前
2,抜歯とインプラント埋入
3、上部構造の装着
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
合計 35万円+税
治療期間 4か月