インプラントによくある質問34「数年前に入れたインプラントが緩んで噛むと痛みます」

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インプラントによくある質問34「数年前に入れたインプラントが緩んで噛むと痛みます」

今回のテーマは

「数年前に入れたインプラントが緩んで噛むと痛みます」です。

インプラントを装着して噛み合わせを調整します。そのまま放置

してはいけません。必ずメンテナンスが必要です。特にインプラント

をどの部分に埋入したかということも大変重要です。例えば

インプラントを1本埋入した場合、歯と歯の間(中間歯欠損)に

埋入した、または一番奥歯(遊離端欠まったくまったく異なります。

歯が奥歯になるほど噛む力が強くなるので、特に下顎の一番奥歯に

インプラントを埋入した場合には、注意しないと患者様自身では

気がつかないうちに、歯よりインプラントに噛む力が強く加わる

ようになると、インプラントは被せ物を固定しているネジが

緩むまたは折れる、インプラント自体が折れる(非常に稀です)

被せ物の一部が壊れる、さらにはインプラント周囲の骨が吸収

するなど、様々なことが起きます。インプラントが緩んで噛むと

痛む原因としては、インプラントの周りの骨が吸収していることを

まずは考えられますので、なるべく早く受診することです。

骨の吸収があまりに進むと、インプラント自体を撤去することにも

あります。