インプラントによくある質問32「上の歯がほとんどありません。どのような治療方法がありますか?」

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インプラントによくある質問32「上の歯がほとんどありません。どのような治療方法がありますか?」

今回のテーマは

「上の歯がほとんどありません。どのような治療方法がありまか?」

です。インプラント治療とはすべて固定式と思っている患者様も多

く、「歯が1本もないので、インプラント治療をすると10数本インプ

ラントを埋入することになると、金額だけ考えてもとても心配」と

伺うこともあります。1本も歯がない場合には治療方法は2つです。

インプラントを6本~8本埋入して固定式(被せ物はご自身で

取り外すことはできません。)にする場合と、もう一つは

インプラントを4本~6本埋入して可撤式(被せ物はご自身で

外すことができます。)にする場合です。どちらの治療方法を

選択するかは、年齢、骨の状況、全身状態、患者様の希望などに

よって決めていくことになります。

固定式はブリッジです。ご自身の歯のように快適ですが、清掃が煩雑

です。治療期間は1年はかかります。

可撤式は入れ歯です。ただしインプラントを使い、入れ歯の安定性は

大きく向上します。清掃も固定式と比べて楽ですし、治療期間も

短いです。