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歯茎が腫れていると連絡があった下顎の奥歯にインプラントを行った症例
1、インプラント埋入前
左下奥歯の外側の歯茎が、腫れていると連絡があった患者様です。
専門的になりますが、歯が割れるとこのように歯の付け根のすぐ
下の部分が腫れてきます。ただ完全に割れていないと普通に咬める
場合が多いため、患者様は腫れていることにさえ気がつかない場合
もあり、気がついた時には歯の周りの骨が大きく吸収していること
があります。今回の症例でもCT検査で歯の周りの骨の吸収具合を
3D画像で確認すると歯を保存することは難しい状況でした。
2、抜歯とフラップレスでの即時埋入
フラップレスとは歯茎を切開しないということです。抜歯と同時に
インプラントを埋入しますので、術前にCTで確認した骨の吸収
度合いを抜歯窩から確認して、インプラントを埋入します。
歯茎をメスで切りませんので、術後の痛みが出にくいです。
今回はインプラント手術中の画像を、モノクロ画像にはしていません
がほとんど出血していないことが思います。大抵はほとんどこのよう
に出血がありません。