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静脈内鎮静を使い痛くて噛めない左上奥歯を2本抜歯しインプラントを埋入した症例
１、インプラント埋入前
高齢の患者様が、左上奥歯が痛くて噛めないという理由で
来院されました。CTを撮影したところ奥歯2本（黄色い矢印）は
歯周病で、歯の周りの骨が大きく吸収して保存することが
不可能な状態でした。CT画像で状況を説明しながら、治療方法を
相談したところインプラントを希望されましたが、血圧が高く
高齢ということでを併用して、インプラントを埋入
することにしました。静脈内鎮静は「胃カメラ検査や大腸検査」で
すでに経験された方もいらっしゃると思います。手術中は麻酔の
ため一切覚えておらず、安心してインプラント治療をうけることが
できます。
２、抜歯とインプラント埋入
従来では歯周病の部分にインプラントを埋入する場合には、抜歯後
歯茎の治癒を数か月待ち、それからインプラントを埋入する方法が
スタンダードでしたが、抜歯即時や即時負荷という治療方法や
またインプラントの材質や形状の進化によって治療期間が大幅に
短縮されるようになっています。今回の症例でも歯周病の歯を抜歯と
同時に、インプラントを埋入しました。
３、被せ物の装着
まれにインプラントの被せ物がハイブリッドセラミックになっている
患者様を見る場合があります。当クリニックではジルコニアまたは
メタルを使用します。ハイブリッドセラミックは強度はジルコニア
よりも劣り、プラークが付着しやすいので使用していません。
CT撮影 ￥12000＋税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円＋税
合計 35万円＋税
治療期間 ４か月
