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抜歯即時埋入インプラント
抜歯即時埋入インプラントとは抜歯とインプラント埋入を同時に
行います。以前はインプラントを行う場合には
抜歯をして1〜2ヶ月抜歯窩が治癒するまで
待ってからインプラント手術を行っていましたが、
1、抜歯とインプラント手術を別々に行うため日にちがかかる。
2、抜歯した部位が治癒するまでに顎の骨が痩せてしまい、
インプラント手術を行う際骨の厚みが足りなくなる
など、不都合な面が生じることもありましたが
インプラントの材質がチタンインプラントの表面に厚さ50ミクロン
のハイドロキシアパタイトをプラズマコーティングした
HAインプラントが登場し、治療期や手術回数の減少等
大きく改善できるようになりました。
抜歯窩にインプラントを埋入しますので、
まわりの歯ぐきを通常のインプラントのように切開する必要が
ありませんで、インプラント手術後の痛みや腫れも少ないという
利点があります。
次の2症例は抜歯即時埋入インプラントです。
歯ぐきは切開していないことがご理解していただけると思います。
このような説明をしていますと
患者様からは『歯を抜いた直後にインプラントをいれるので
痛くないですか?」という質問を頂きますが、
麻酔をしていますので痛くありませんし、手術後の痛みも少ないのが
特徴です。