記事タイトル
ショートインプラントで右上奥歯をソケットリフトやサイナスリフトを回避した症例
長年入れ歯を
上下顎に装着されてきました
患者様です。
お口の中は
歯はまだまだ
たくさんあるものの
上下の歯が噛みあう歯の数が少ないため
少ない本数で
噛む力をいつも受け止めています
そのため
歯に多くの力が加わり
動揺し始め
インプラント治療の相談に
来院されました
奥歯には入れ歯が入っていますが
しかし
噛む力をしっかりと
支えることは不可能です
その分だけ他の歯には
今まで以上の負担が
加わりますので
歯が動き始める
歯の詰め物が取れる
歯自身が欠ける
等
さまざまな症状が出てきます
奥歯は
家の柱です
奥歯がないので
前歯が出っ歯になったり
歯と歯の間の隙間が大きくなったり
前歯が歯茎が腫れて歯周病になる
等
前歯(家の屋根の部分にあたります)に
不都合なことが起きてきます
そのために
奥歯の欠損は
インプラントでしっかり支えることが
他の歯の負担軽減に
つながります
今回の症例では
上の奥歯の骨の厚みは
抜歯をしてかなり時間が
経過していますので
骨の厚みが薄くなっています
そのため
通常なら
骨が薄い部分には
骨を足しそれから
インプラント手術になりますが
この症例では
ショートインプラントを選択し
治療期間の短縮と
患者様にお体に負担を与えないよう
即時埋入と即時負荷で
対応しました
またブログで
報告します