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インプラントによくある質問24「上の顎にインプラントを希望したら骨がないので他院で骨を作ってから行います」といわれましたがどういうことでしょうか?
今回のテーマは
「上の顎にインプラントを希望したら骨がないので
他院で骨を作ってから行います」と
いわれましたがどういうことでしょうか?
です
上顎奥歯の上の部分には
上顎洞という副鼻腔があり
歯茎から上顎洞までの骨の距離が
少ないと
サイナスリフトやソケットリフトという
方法を用いて
上顎洞内へ人工骨を補填して
骨の不足分を補うようにします。
使用するインプラントの長さは
基本的には10ミリですので
例えば
骨の厚みが7ミリとすれば
不足分の3ミリを
人工骨で補填することになります。
そのため
骨の厚みが少なくなれば
補填する人工骨は
多くなるので
インプラント手術のリスクは
大きくなります
リスクとは
人工骨が原因で上顎洞炎に
なるということです。
そのためには
なるべく人工骨を使用しない
方法が理想です
そこで
現在では
ショートインプラントを
用いて 短期間に
人工骨を使用せず
インプラント治療を行える
方法があります
長さは短いですが
直径は最大8ミリがあり
インプラント埋入後の
インプラント周囲炎の
発症のリスクを
抑えることが
期待できます。