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インプラント治療後の注意5「食べ物がインプラントの間に詰まります」
今回のテーマは
「食べ物がインプラントの間に詰まります」です。
インプラントの埋入方法には
大きく分けて
1、歯がある状態でインプラントを埋入する場合と
2、歯がない状態でインプラントを埋入する場合が
あります。
1、は「抜歯即時埋入」と呼ばれています。
歯を抜いてその日のうちに
インプラントを埋入するため
インプラント周囲の歯茎が比較的
保存されますのでインプラントの被せ物を
装着した後も食べ物は詰まりにくいです。
2、は「成熟測埋入」などと呼ばれています。
抜歯されていますので
その歯の周囲の骨は
すでに吸収して痩せています。
そのためインプラントの被せ物を装着した後
インプラントの被せ物の付け根に
食べ物が溜まりやすいのです。
別の理由もあります。
*もともとインプラントの被せ物は天然歯とくらべて
被せ物の付け根がくびれています。
*前歯と比べて奥歯は清掃重視の形態にしています。
前歯は審美的に大切ですから
なるべく食べ物が溜まらないように形態にします。
しかし
奥歯は前歯と違い審美よりも機能性を重視します。
また清掃も前歯と比べて難しいので
清掃性も重視した形状をしています。
簡単ですが
このような特徴をご理解いただき
インプラントを上手にお使いください。