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上顎は歯周病 下顎は総入れ歯でインプラント3本埋入しインプラント義歯
1、インプラント埋入前
下顎の歯がすべてなくなり
入れ歯が動いてしまうので
下顎にインプラント希望で
来院されました。
インプラント治療において
お口全体が保存できないほど
歯周病に罹患している場合
その歯は抜歯することが
前提です。
なぜならば
天然歯が歯周病になる原因菌と
インプラントがインプラント周囲炎になる原因菌は
同じであることが分かっています。
そのため
歯周病で保存できない歯を
抜歯することは
お口全体の歯周病菌の数を減らすことになり
インプラントが歯周病菌に感染するリスクを
軽減することにつながることになるからです。
2、インプラント埋入後
以上の理由を
ご納得していただき
上顎の歯は本来ならすべて
抜歯する必要がありましたが
患者様の特別な事情により
必要最低限の抜歯にとどめました。
そして
定期的にメンテナンスに
通院されています。
上顎の歯は
少しずつ抜歯となり
そのたびに
上の入れ歯に歯を足しています。