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上の顎の歯を根を残したままインプラント4本埋入しインプラント義歯を行った症例
上の顎には1本歯の根があり
下の顎には3本歯が残っています。
入れ歯はされていますが
今一番困っていることは
「咬めない」ということで
来院されました。
このような場合
上の顎または下の顎
どちらに
インプラントを優先して
埋入するかが
とても大切なこととなります。
お口の開閉は
下の顎が上下に開いたり
閉じたりします。
上の顎は動きません。
ですから
上の顎は下の顎が
閉じてくるときの動きや圧力を
受け止めていることになります。
つまり受圧側となります。
そのため
下顎にインプラントをを埋入すると
上の顎の骨の吸収を早めることになりますので
上の入れ歯の安定が悪くなりますので
このような場合は
上の顎にインプラントを埋入し
下顎の力をしっかり受け止めるように
していくことが大切です。
顎の骨が痩せていくことは
経年的なことだけでなく
動きやすい入れ歯(不適合な入れ歯)も
その原因の一つに挙げらえます。
上の顎にインプラントを埋入し
入れ歯をなるべく安定させることで
顎の骨の吸収を押させることが可能です。
この症例はインプラントを4本埋入してあります。
黄色い矢印は歯を抜かないとこで
両脇のインプラント周囲の骨の吸収を
防いでいます。
検査代
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 25万円+税
合計 100万円+税
治療期間 5.5か月