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横浜HAインプラント研究会
9月20日(土)
横浜HAインプラント研究会9月例会に
参加してきました。
今回のテーマはインプラント周囲炎の
対処方法を確認しました。
残留セメントの影響でインプラント周囲の
歯槽骨の吸収が言われています。
スプラインHAインプラントはチタンインプラントと
比較して、インプラント周囲組織を
剝離掻爬することなく、テトラサイクリン溶液で
インプラント体を洗浄することで、吸収した歯槽骨を
回復することができます。
インプラント周囲炎になると、抗生物質の投与、光殺菌
など様々な方法がありますが、
これといった確実な方法はなく、
最終的には、インプラント周囲の炎症を掻爬しなければ
なりません。
奥歯や単独歯であれば治療もしやすいのですが、
前歯に周囲炎になると、
処置後の審美的問題など難しい場合もありますし、
ご高齢の方には
お体へも負担も考えなければなりませんが
この特性はチタンインプラントには備わっていないので
大きなHAインプラントの特徴と言えるでしょう。