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上の奥歯の骨が足りないのでショートインプラントで対応した症例
新型コロナウイルスの感染拡大が広がり
当クリニックでも患者様のキャンセルが
日増しに増えています。
テレビでは内科医、歯科医、歯科衛生士が
感染リスクが高いという報道がありましたね。
このような状況ではありますが
スタッフ一同
感染予防には細心の注意を払い
治療を行っています。
感染を防ぐことの一つには
抵抗力をつけることが大切といわれています。
そのためにも
お口の環境を整え
よく噛めるようにすることは大切です。
さて今回は
上の奥歯に骨が少ない症例です。
一般には
ソケットリフトやサイナスリフトという
方法を用いて
人工骨または自家骨(ご自身の骨のこと)を
使用してインプラントを埋入しますが
上顎洞炎をおこしたり
トラブルが生じやすく
術後の腫れや痛みが
長く続く場合もありますし
その結果
治療期間が長くなります。
また
何らかの原因で
インプラント手術を行う前に
すでに上顎洞炎を
起こしている場合もあります。
そのため
このように骨が足りなく
上顎洞炎を起こしている場合では
ショートインプラントを用います。
ショートインプラントとは
定義はありませんが
長さが8ミリ以下にインプラントを指します。
ショートインプラントは
以前は長持ちしないといわれてきましたが
現在では
その他のインプラントと同様に
長持ちすることが多く報告されています。
50代女性
上の奥歯にインプラントを希望されました。
しかし
上顎洞にはすでに炎症があり
骨の厚みは6~7ミリです。
そのため
バイコンインプラントを
使用しました。
サイズは
長さ5ミリ 幅5ミリ(青い矢印)
長さ5ミリ 幅6ミリ(緑の矢印)
上部構造が入りましたら
ブログで報告します。
検査代
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント1本 35万円+税
合計 70万円+税
治療期間 5か月(予定)