記事タイトル
右上奥歯（5番 小臼歯）に抜歯埋入し 土台を立て仮歯を入れた症例（即時負荷）
１、術前診断 治療計画
患者様は
右上奥歯（５番 小臼歯）が噛めないため
来院されました。
CT撮影したところ歯根破折がわかり
抜歯が必要です。
治療方法を相談したところ
インプラントを希望されたため
抜歯即時 即時荷重を
行う計画を立てました。
幸いにも骨の量は十分で
インプラント埋入する部分は
会話すると見える部位のため
即時荷重することによって
その日のうちに
仮歯が入りますので
患者様の生活の質（QOL)を
下げずに済みます。
通常のインプラントならば
抜歯してインプラント埋入まで４か月
インプラント埋入から印象まで３か月
上部構造まで１か月
合計８か月です。
抜歯即時 即時負荷によって
インプラントの治療期間は
だいぶ短くなります。
２、インプラント埋入
局部麻酔後抜歯を行います。
そのあと
インプラント窩を形成し
メガジェンインプラントを埋入します。
３、仮歯の装着
ISQという装置で
即時負荷が可能であることを確認し
インプラントにアバットメント（土台）を装着し
プラスチックで製作した仮歯を仮止めして
その日の治療スケジュールは終了です。
仮歯は入りますが
骨とインプラントが完全に
結合するまでには
２か月必要なため
仮歯は左右の歯より
若干短くしておきます。
最終補綴部が完成したのち
ブログで報告します。
検査代
CT撮影料 ￥12000＋税
その他保険負担金がかかります
相談料
無料
費用
インプラント1本 35万円＋税
期間 3か月（予定）
