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歯の根が折れてさし歯が外れている上の前歯にインプラント手術
１、術前診断 治療計画
他院より右上前歯の
インプラント手術の
依頼を受けた患者様です。
歯の裏側から
見ると
歯の根が割れて
さし歯が
外れかかっているのが
わかります。（矢印）
前歯は
審美が大事ですから
インプラントの
埋入方向を誤ると
審美性を損なうことになります。
万が一
インプラントを
骨から外すことになると
非常に困難となる場合もあり
術後の腫れや痛みなど
患者様への
侵襲が大きくなりますので
慎重で正確な
インプラント手技が
求められます。
２、インプラント埋入
インプラント手術には
ＣＴは必要不可欠です。
鼻腔までの距離
骨の厚さなどから
インプラントの
シュミレーションソフトを使い
最適な
インプラントのサイズを
選択します。
今回は
スプラインＨＡインプラント
太さ３．２５ミリ
長さ１１．５ミリ
を使用しました。
抜歯即時埋入は
フラップレスですから
歯茎を切開しないので
術後の腫れや痛みは
ほとんどありません。
３、被せものの装着 メンテナンス
被せ物はジルコニアのスクリュー止めです。
歯茎の炎症
インプラント周囲の骨の吸収
形態の改良
などの理由により
被せ物を外すことはあります。
上の前歯で
一番気を付けることは
下の前歯が突き上げられて
噛む力が強くかかりすぎると
被せ物がかけたり
骨の吸収が起こることが
ありますので
メンテナンスでかみ合わせを
チェックすることが必要です。
検査代
CT撮影料 ￥１２０００＋税
その他保険負担金がかかります。
相談料
無料
インプラント治療費
３５万円＋税
治療期間
４～６か月程度
