インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例

記事タイトル

インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例

1、術前診断、治療計画

上顎には

総入れ歯(無歯顎)が

入っている患者様です。

滑舌が悪く強い違和感あり

1日中お口の中に

入れていることができず

インプラントで固定式のブリッジを

希望です。

 

このような

総入れ歯を固定式のブリッジにする場合

インプラントは

通常6~8本埋入します。

顎の大きさ顎の骨の厚み

噛む力年齢

噛み合わせする歯は自分の歯または入れ歯なのか

など

さまざまな条件から埋入部位と埋入本数

そしてサイズ(太さや長さ)

決定していきます。

今回の症例は上の顎に7本埋入し

12本の歯を製作することに

しました。

 

このような無歯顎に

インプラントを埋入する症例では

治療期間は約1年です。

そのため治療期間中

患者様の食事や

その他の日常生活に

なるべく

支障をきたさないよう

配慮することが

大変重要なことになります。


 
  • インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例
  • インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例

2、インプラント埋入

一度に7本埋入すると

歯茎の腫れや痛みが

落ち着くまで

食事など

不便をかけますため

インプラントの埋入は

前歯の部分と

奥歯の部分に分けて

行います。

まず

前歯にインプラントを埋入し

骨と結合したら

ロケータという装置で

入れ歯が安定したあと

奥歯にインプラントを埋入します。


 

 
  • インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例
  • インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例

3、被せものの装着、メンテナンス

このような

歯の欠損がたくさんある症例は

プラスチック製の仮歯を入れて

歯の出合い、大きさ噛み合わせ

発音(特にサ行、タ行)清掃方法

など

不具合の有無を確認するため

数週間使用して頂きます。

  

このあと

お口に馴染んだ

プラスチック製の仮歯を

預かります。

技工士さんは

CADCAMを使い

その仮歯のコピーを

製作します。

材質はジルコニアです。

これによって

患者様は

短い期間で

ジルコニア製の被せものに

慣れてもらうことができます。

その被せものが完成する間は

患者様は

今まで使用してきた入れ歯

または別のプラスチック製の

仮歯でご辛抱して頂きます。

 

検査代

CT撮影12000円+税

その他保険負担金がかかります。

相談料

無料

治療費

325万円+税

期間

12カ月

 

 

 

 

 


 
  • インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例
  • インプラントを使い総入れ歯からブリッジに変えた症例