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インプラントの被せもの(セメント仮着とスクリュー固定)
インプラントの被せものは
「セメントで仮着」または「スクリューで固定」の2通りあります。
セメントで仮着する場合は通常の被せもので使用するセメントより
接着力が弱いものを用います。
それはインプラント周囲炎を予防するためです。
インプラントの周りにセメントの取り残しがあると
インプラント周囲炎の原因になると考えられており
万が一とり残しがあっても接着力が弱いセメントは
溶けやすいからです。
一方スクリュー固定はかみ合わせの部分に
直径2.5ミリ弱のホールを形成し、そこで
インプラントを被せものを固定します。
ホールはレジンで塞ぎますので
ほとんどわかりません。
セメントを一切使用しないので
インプラント周囲炎の予防のため
現在ではこのような被せものの形状が
主流となっています。