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顎が大きい患者様を7本のインプラントで12歯のジルコニアセラミックで治療を終えた症例
1、インプラント埋入前
上顎には数歯の歯の根が残っていますが、この上に総入れ歯を使われ
ている患者様が、知人のご紹介でインプラントを希望されて来院され
ました。前回の症例ではご高齢の患者様に4本のインプラントを使い
10歯つながったインプラントブリッジでしたが、今回の症例では顎が
大きく50歳代の方したので、上顎に残っている歯はすべて抜歯し、7
本のインプラントを使い12歯のインプラントブリッジを装着した症例
です。繰り返しますが4本のインプラントでは10歯つながった形態に
なりますが、インプラントを7本埋入するため被せ物のインプラント
ブリッジは前歯のブリッジと右上ブリッジさらに左上ブリッジという
3つに分けたものを製作することになります。この形状のほうが万が
一インプラントや被せ物にトラブルがあったとしても対応しやすいた
めです。
2、上顎治療終了時の口腔内(正面)
3,上顎治療終了時の口腔内(咬合面)
ジルコニアセラミックで製作したインプラントブリッジに7か所孔があ
ります。この孔から被せ物をスクリュー固定します。セメントは使いま
せん。この孔はスクリューが全て閉め終わりましたらレジンで封鎖しま
す。