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すれ違い咬合とは何でしょう？
さまざまな歯の欠損状態からいろいろな名称がつけられています。そ
のなかにすれ違い咬合というものがあります。自身の歯は残っている
のですがごく限られた場所でしか噛んでいません。今回の患者様が典
型的は状況です（黄色い丸の分だけで噛んでいます）。このような患
者様に対して私が卒業直後ではインプラント治療はやっと治療の中に
入ってきた時でしたので、入れ歯でしか治療方法はありませんでし
た。入れ歯も様々で通常の針ついたものものやコーヌスクローネなど
私も治療はしてみましたが、入れ歯では失った歯の代わりにはなりま
せん。保険外の入れ歯でも材料は変わっただけで、何も変わりませ
ん。入れ歯をされている方はわかると思いましたが、沈みこんでしま
います。自身の咬む力を支えることはできません。患者様の長年入れ
歯で治療をされてきたのですが、どうにもならずと当院に来院されま
した。治療計画は上顎左上奥歯は保存が難しいので、最終的にはすべ
て抜歯しインプラントを5本埋入（緑の丸の部分）してインプラント
オーバーデンチャーになる予定です。
