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上の前歯の抜歯即時インプラント埋入の症例です。どれかわかりますか？
上の前歯1本を抜歯即時インプラント埋入を行った症例です。どれか
わかりますか？抜歯即時埋入を行う利点としては専門用語を使うと
「歯頚線の連続性が保たれていること」といわれます。つまりこのよ
うに審美性がとても重要な上の前歯のおいては周囲の歯と比べて歯の
色が同じだけでなくバランスがとれて取れていることが大切です。そ
のためには歯の長さが大切です。インプラントの埋入方向や埋入の深
さを間違えると歯の長さが長くなりますので、歯が長くなります。
ですから正しい位置にインプラント埋入を行うことは非常に重要で
インプラントが骨と結合すると修正することは不可能となりますので
、言葉は適切ではないかもしれませんが「1発勝負」です。ですから
当クリニックでは手術の前に歯型をとり術後歯の形がどうなるのか、
難しい症例においては診断模型を作成しています。万が一歯の形が
修正できない状況であれば、インプラントをいったん撤去し数か月後
に再埋入するしかありませんが、骨の吸収は進みますので結果的に
気に入った被せ物ができるかどうか難しい面もあります。特に前歯は
経験豊富な歯科医師にお願いすべきです。
