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顎が小さいためインプラント4本で上顎総入れ歯のインプラントオーバーデンチャーを製作した症例
インプラント埋入前
他院で上下入れ歯の治療をされてきた患者様ですが、入れ歯を支える
歯が保存できなくなり、インプラント治療のご相談にこらえた患者様
です。現在お口のある歯はすべて抜歯と判断し患者様にはインプラン
トオーバーデンチャーにされるかまたは固定式のブリッジにされる
か、両者の利点と欠点を説明し、インプラントオーバーデンチャーを
選択されました。治療順序としては上下の入れ歯を同時に作成するの
が治療方法としては早いのですが、口腔内の状況から判断してまずは
上の義歯から製作した後に下の入れ歯を製作していくことにしました
・
2、上顎インプラント治療終了
上顎総入れ歯の場合使用するインプラントは6本が好ましいとされて
いますが、患者様の骨の厚みや幅、さらにはお口の大きさなどにより
埋入本数が制限される場合も少なくありません。今回の症例ではお口
が小さく上顎の奥歯はかなり骨が薄いため、治療期間が長くなり患者
様のQOLの低下をなるべく避けるためにインプラント埋入本数は4本
としました。(黄色い丸印)次回から下顎の治療の予定です。