記事タイトル
歯周病になった歯を抜歯しインプラント4本で10歯つながったインプラントブリッジを装着した症例
1,インプラント埋入前
上の顎には部分入れ歯を使用されていますが、その入れ歯をだけでな
くけでなく他の歯も動くようになりインプラントを希望され来院され
た患者様です。通常のパノラマレントゲンでは歯を支えている骨の部
分やすでに欠損している歯茎の骨の状態を確認するためCT撮影を行い
ました。インプラント手術においてはCT撮影が必須です。CTは骨の
横幅や高さを3D画像で確認するだけでなく、骨の硬さをおおよそで
すが数値で表してくれます。その数値によって骨との結合が遅くなる
等を予測することができます。
2、抜歯とインプラント埋入
4本のインプラントを使い10歯つながったブリッジをSDR(ショート
デンタル アーチ)と呼ばれています。通常14本のところに10本と
なりますと左右2本づつ少ないので噛みにくいイメージを持つ方もい
るとは思いますが、ある程度の年齢に達した方にはとても有効で食事
も十分摂ることができます。
3,アバット(土台)の取り付け
4本のインプラントがすべて骨と結合したことを確認出来た後、印象を
行いジルコニアで製作したアバットをそれぞれのインプラントにスクリ
ューで固定します。
4、ジルコニアセラミックで製作したインプラントブリッジの完成
インプラントブリッジですが、歯の付け根にピンク色の歯茎が付
いています。これは何かといいますと、歯周病が進むと抜歯と同
時に周りの歯茎も大きく吸収しますので、上唇のしわが目立った
りほうれい線が深くなります。そのために失った歯茎の代わりに
歯茎色に染色したジルコニアセラミックで上唇のふくらみを回復
または維持する場合(リップサポートとよばれています)に使用
します。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 230万円+税
治療期間 12か月