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上顎のすべての歯を抜歯し4本のインプラントで10歯つながったインプラントブリッジを装着した症例
1、インプラント埋入前
ほぼ全顎的にインプラントで治療を希望され来院された患者様です。
相談した結果まずは上顎から治療を行いたいということです。上顎は
全て歯を抜歯してインプラントで固定式のブリッジという治療計画で
す。では何本インプラントを入れるかといいますと、4本インプラン
トを入れて10歯つながったブリッジまたは6~7本インプラントを入
れて12歯つながった(またはいくつかのブリッジに分かれた)ブリッ
ジトなります。そのどちらかにするかは患者様の年齢、骨の状況、下
顎の被せ物や残存歯の数や状態、患者様のかみ合わせや咬み癖など
さまざまな条件を加味して患者様にご提案させて頂き決定します。
今回の症例では4本のインプラントを使い10歯つながったインプラン
トブリッジとなりました。このブリッジはSDA(ショートデンタルア
ーチ)と呼ばれています。通常ならば10歯ではなく12歯なのですが
、高齢者の患者様等には十分この歯の数で食事をすることが可能です
。12歯のブリッジに比べて治療期間は短く治療費も抑えることができ
ます。さらには奥歯は1歯ずつ少ないので口腔清掃がしやすいのも利
点です。ブリッジ装着後万が一歯の数が足りなけれは、インプラント
を後方に追加することはできます。
2、インプラント治療終了時
上顎は10歯つながったセラミックで製作したインプラントブリッジを
装着しました。今後は下の前歯の治療や下顎左右側のインプラント治療
の予定です。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 230万円+税
治療期間 12か月