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他院で左下ブリッジを支える歯を抜歯した後、インプラント治療を希望され来院された症例
左下奥歯のブリッジが保存することができなく抜歯をされ、そこのク
リニックではインプラントの取り扱いがないので、インターネットで
調べて当クリニックへ来院された患者です。すでに抜歯をしてから数
か月を経過していますので歯茎の部分はほぼ治癒していますが、CTで
骨の状態を確認したところ、抜歯したときはかなり歯周病が進んでい
たらしく、特奥歯の部分の骨は歯周病のために骨の吸収が大きく、
下顎神経にかなり近接していることがわかりました。上顎の奥歯と
同じように下顎の奥歯に骨が少なく神経に近い状態ではインプラント
手術時に下顎神経を損傷し麻痺を起こす可能性はあるために、その
部分に骨を足すことを勧めるドクターもいますが、骨を足すこと自体
が患者様には大きな負担になり、その分の費用もかさみます。治療
結果はどうなのかといえば、「?」です。従来の細長い形状をしたイ
ンプラントを使うにはこのような処置を行わなければならない場合は
少なからずあります。私の場合もワイドタイプのショートインプラン
トを使用しない時期は苦労したこともありましたが、今ではこのよう
な症例においてはワイドタイプのショートインプラントを使用するこ
とで患者様に余計は負担をかけることなく、安心してインプラントを
埋入することができます。つまり患者様に今まで以上にやさしいイン
プラント治療を提供できるようになりました。
1、インプラント埋入前
2、インプラント埋入
ワイドタイプのショートインプラントを選択することで、神経に近い
部分の症例でも骨を足すことなく、従来の形状のインプラントと比べて
安全にインプラントを短い時間で埋入することができます。
3、セラミックのインプラントブリッジの装着
インプラント埋入2か月で光学印象を使いブリッジの製作に移ることが
できました。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 85万円+税
治療期間 4か月