上の前歯6本がセラミックでそのうちの1本が歯周病で抜歯することになり、インプラントで対応した症例

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上の前歯6本がセラミックでそのうちの1本が歯周病で抜歯することになり、インプラントで対応した症例

1、インプラント埋入前

上の前歯6本がセラミックで治療済みです。そのうちの1本(黄色い矢

印の部分)が歯周病で抜歯が必要となりました。このような場合治療

方法は2通りあると思います。一つは抜歯して両脇の歯の外して3歯つ

ながったブリッジにする方法。もう一つはインプラントを埋入する方

法です。強いて言えばあとは入れ歯という選択肢もあります。ただ針

金が見えてしまいます。それを隠すためには針金を奥歯にかけるとい

う方法もありますが、入れ歯が大きくなってしまい異物感が増します

。さらにはノンクラスプデンチャーという方法もあります。これは針

金はありませんので装着した当初はいいかもしれませんが、針金がな

い代わりに使用している間にゆるく外れやすくなってきます。今回は

患者様と相談しインプラントで治療することになりました。

 

 

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2,抜歯とインプラント埋入

審美性が問われる上の前歯ではなるべく切開しない方法が安全です。

歯茎を切開しそのあとの歯茎の治癒がうまくいかないとインプラント

だけでなく両脇のセラミックの歯茎にまで影響しその部分の審美が悪

化する可能性があるからです。そのための歯茎を切開しないスラップ

レスで抜歯即時インプラント埋入を行いました。

 

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3、仮歯の装着

即時荷重が可能であることがISG(インプラント安定指数)の数値か

ら確認できましたので、プラスチックの仮歯を装着します。2か月後

再度ISQ(インプラント安定指数)を測定し数値が70以上であれば光

学印象でセラミックの被せ物の製作に入ります。この続きは後日お伝

えします。

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