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左上奥歯に部分入れ歯を入れていましたが、満足に食事ができずインプラントブリッジを装着した症例
左上奥歯が2本欠損している患者様が部分入れ歯がうまく合わずにイ
ンプラント治療を相談に来院されました。部分入れ歯でもさまざまは
タイプがありますが、今回の症例のように歯が欠損している奥側に歯
がない状態これを「遊離端欠損」と呼ばれなかなか入れ歯が自分の口
腔内に、合わないケースです。なかには入れ歯でも大丈夫という患者
様もいらっしゃいますが大抵は患者様は嫌がります。治療方法として
はインプラントまたは延長ブリッジと比べ、保険適用なので安価で
治療期間が3者の中で一番短いです。ただ安定感がなく、食事中に
浮き上がる、入れ歯と歯茎の間に食渣が詰まる、異物感があるなど
欠点があります。たまに食事中だけ入れ歯をしていますという患者様
もいらっしゃいますが、入れ歯は食事の為だけではなく歯並びの維持
の役目があります。入れ歯をしていないと噛み合う歯(今回の症例で
は左下の奥歯)が欠損びに歯が移動してくる可能性が高いため、それ
を防止する役目もありますので、食事だけまたは出かけるときだけ
など限られた時間だけでしか使用しない場合には、自然と歯が動きま
すので注意が必要です。今回は赤い矢印に部分を2歯抜歯し、黄色い
矢印の部分に2本のインプラントを埋入しました。
2、抜歯とインプラント埋入
3、セラミックの装着
インプラント埋入2か月で光学印象を用いて、セラミックで製作したイ
ンプラントブリッジの被せ物を装着しました。