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右下奥歯に1本抜歯即時インプラント埋入を行った症例
右下奥歯(黄色い矢印の部分)が歯周病になりインプラント治療の相
談に来院された患者様です。下顎の奥歯にインプラントを行う場合に
はまず顎の骨の厚みと神経までの骨の距離が重要です。通常のレント
ゲンでは顎の骨を平面で表示されますので、実際の骨の厚みより長く
見えたり逆に短く見えますので、通常のレントゲン(パノラマレント
ゲン)では診断はできませんし、それだけでインプラント治療を行う
ことは何らかのリスクを抱えながらとなりますので、必ずCT装置が
設置してあるクリニックを選択すべきです。また診断のためにCT撮影
したものの、実際の手術時はクリニックにはCT装置がないという場合
も注意が必要です。術前の大切ですが一番重要なのは術中のCT撮影で
す。特に骨が薄いなど難度の高い症例ほどCTの重要性は増します。
2、インプラント埋入
術前のCT診断で前もって安全にインプラントを埋入できるサイズを選択
しておきます。
3、かぶせ物の装着
インプラントのかぶせ物はジルコニアセラミックまたはメタルを使用
します。基本はジルコニアセラミックですが一番奥の場合には審美性
より破折防止するためにメタルを使用する場合があります。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
合計 35万円+税
治療期間 3か月