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右上奥歯のブリッジが虫歯になり外すことになったため、インプラントを2本埋入し即時荷重を行った症例(治療途中)
虫歯になり右上奥歯のブリッジを外すことになった患者様です。イン
プラントを埋入する部位は真ん中の歯から数えて4番目と5番目。会
話または食事をすると見える部位です。2歯欠損ですから何とかブリ
ッジでも大丈夫といえますが、長期的にはブリッジを支える歯に負担
がかかりますのでその支える歯を失うと入れ歯しかないという可能性
がでてきます。現在インプラントは欠損に対して治療方法としては第
1選択肢となっていますが、インプラントがない時代は入れ歯とブリ
ッジしか選択肢はなく入れ歯どうしても嫌な患者様は10~14本と
いう非常に長いブリッジにするしかありませんでした。長いブリッジ
になればなるほど適合性は悪く、また清掃も比例して難しくなるとい
う欠点もあります。インプラントが登場し費用はかかるものの、自身
の歯を守り噛み合わせを長期に安定させる治療方法がインプラントで
す。
1、インプラント埋入前
黄色い矢印の部分に2本インプラントを埋入します。
2,インプラント埋入
即時荷重ができるメガジェンインプラントを使用しました。
3、土台(アバット)の取り付け
即時荷重ができる条件が整いましたので土台(アバット)を取り付けて
画像はありませんが、プラスチック製の仮歯を装着し2か月後にインプ
ラントの被せ物の型取りを行います。治療の続きは後日報告します。