記事タイトル
上の顎にインプラント6本埋入してインプラントブリッジを装着した症例
1,インプラント埋入前
上顎がほぼ総入れ歯に近い状態でインプラント治療を希望され来院さ
れた患者様です。入れ歯を外してお口に中を視診すると数本ですが歯
の根があり、その上から入れ歯が製作されていました。この方法は
「残根上義歯」と呼ばれています。あえては歯の根を残すことで顎
の骨の吸収を防ぎ、入れ歯の安定を損なわないようにするためです。
ただし清掃を怠ると歯の根が虫歯が進み、歯茎が腫れて口臭の原因に
もなりますので注意が必要です。され前医がこのような処置をされて
ましたので、幸いにも顎の骨の吸収が少ないのでインプラント埋入に
とっては幸いです。
2,インプラント埋入
術前に歯型を印象してインプラントの埋入部位を確認しておきます。
今回は上顎に残存しているすべての歯は抜歯して、6本のインプラント
を使い12歯のインプラントブリッジ装着する治療計画です。
3,仮歯の装着
このような症例では仮歯で数日から長い場合には数週間過ごしていただ
きます。大きな部分入れ歯から固定式の歯に変えると、発音などが
はじめのうちは慣れるのに時間がかかるためです。それ以外に歯間ブラ
シ等清掃がうまくできるかどうか衛生士が一緒に確認致します、。
4,被せ物の装着
インプラント埋入からほぼ1年でインプラントブリッジを装着できまし
た。メンテナンスはおよそ3~4か月おきに受診されることを
お勧めいたします。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 300万円+税
治療期間 12か月