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SDA(ショートデンタルアーチ)とは
従来上顎が無歯顎(歯が1本もない)に場合、治療方法としては
1,インプラント義歯と2,ボーンアンカードブリッジがあります。
1は、上顎の場合インプラントを4本~6本埋入して、取り外しの入れ
歯を装着する方法です。2は、上顎の場合インプラントを6本~8本
埋入し、スクリューまたはスクリュー(ネジ)を用いて、上部構造を
連結で固定するブリッジの形状をした治療方法です。通常無歯顎にお
いては固定式のブリッジとは12歯繋がったブリッジを指しますが、
顎の大きさが小さい、経済的な負担を軽減したい、または
奥まで歯がなくても食事に不自由を感じない方などの場合には
大臼歯部(6番、7番の部分)には、歯を作らず10本歯が繫がった
ブリッジをSDAと呼ばれています。
この方法は、固定式ブリッジの歯の数を減らすことで
1,治療期間の短縮
2,口腔清掃の向上
3,経済的な負担の減少
等、様々な利点があります。
また最初はSDAとしたものの、やはり奥歯が必要と感じた場合には
左右に1本ずつインプラントを埋入して歯を増やすことは可能です。