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歯周病に罹患し「痛くて噛めない右下奥歯(5番)」の抜歯即時インプラント症例
1、インプラント埋入前
右下奥歯(黄色い矢印)が痛くて噛めないという患者様です。
CT撮影を行ったところ、歯の根を支える頬側の骨が吸収している
のが原因です。骨を状態を確認する場合レントゲンを撮影しますが、
通常のデンタルエックス線では、歯の根を囲んでいるすべての骨の
状態を把握することは不可能です。具体的には歯の根を囲む骨は
頬側、舌側、近心、遠心と4つに区分されますが、頬側と舌側だけは
CT撮影でなければ確認できません。レントゲン以外でも確認する
方法はありますが、一番確実な方法といえます。骨の吸収がある程度
進むと、口腔清掃を強化しても改善は難しいため、インプラント治療
を行うことになりました。
2,抜歯と即時埋入
下顎の4番、5番部分はオトガイ神経の出口に近いため、
インプラント埋入においては特に注意が必要な部位といえます。
そのために当クリニックでは術前、術後だけでなく術中にも
CT撮影を行い、安全、安心なインプラント治療に心がけています。
3,被せ物の装着
インプラント埋入4か月で、ジルコニア製の被せ物をスクリューで
固定し治療は終了です。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
合計 35万円+税
治療期間 4か月