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インプラント治療後の注意8「噛んでいるのかわからない」
今回のテーマは「噛んでいるのかわからない」です。
非常にまれですが
インプラントの被せ物が入り
しっかりと噛み合っているのですが
患者様はほかの歯とは違い
噛み合っている感覚があまりないということを
おっしゃる場合があります。
インプラントに炎症はなく
被せ物もしっかりとインプラントに固定されています。
天然歯とインプラントの違いの一つに
「歯根膜」の存在があります。
歯根膜とは
天然歯と周りの骨との間にあって
いわば「クッション」の役目をしています。
それがインプラントにはありません。
インプラントは周りの骨と
わずかな隙間もなく結合しています。
その「歯根膜」がないため
そのような感覚が生じるのでないかとも
考えられています。
患者様には
噛んだ時の痛みは全くありません。
ただこれも日にちの経過とともに
軽減されていくようで
患者様からそのようなことを
伺うことはなくなっていきます。