記事タイトル
左上乳歯が抜けた後にインプラント治療
左上に残っていた
乳歯(黄色い矢印)が
抜けてしまい
インプラントの相談のため
来院された患者様です。
歯茎の幅は十分ありますので
気になるのは
副鼻腔(上顎洞)までの骨の厚みです。
CTで確認したところ
骨の厚みは約3ミリです。
(赤い矢印)
使用するインプラントの長さは
10ミリですから7ミリ足りませんので
インプラント埋入時に
人工骨を填入することに
しました。
使用するインプラントは
スプラインHAインプラントです。
このように骨の厚みが足りない症例には
適しています。
青い矢印が2か所あります。
これは顎の骨に
人工骨を入れる孔です。
この方法は
ダブルベント法というもので
人工骨の填入時の圧力で
上顎洞内に人工骨が散らばるリスクを
軽減できます。
また通常のサイナスリフトとくらべ
術後の腫れや痛みを抑えることができます。
インプラントを埋入してから
5か月後に
インプラントと骨が
被せ物を入れても大丈夫なほど
強固に結合していることが
確認できましたので
被せ物を装着し
治療は完成です。
検査代
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
合計 35万円+税
治療期間
5か月