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ブリッジが壊れて入れ歯にはしたくないのでインプラントを入れた症例
1、術前診断、治療計画
右下にブリッジが入っています。
そのブリッジを支えている
片方の歯に虫歯が進行し
抜歯予定になりました。
(画像1 矢印の部分)
もう一度ブリッジにするには
支える歯がなくブリッジはできません。
入れ歯にするのは抵抗があり
インプラント希望です。
治療計画としては
抜歯と
同時にインプラントを2本埋入し
人目が気になる部分の
歯がなくなるので
骨と結合するまでの
約3カ月間
仕事に影響がでないように
2本のインプラントの間に
暫間(ざんかん)インプラントを入れ
仮歯を装着します。
暫間インプラントの詳しい説明は
6月2日にアップしました
「暫間(ざんかん)インプラントとはなんでしょう?」の
ブログをご覧ください。
2、インプラント1次手術、2次手術
スプラインHAインプラント2本を
ブリッジを支える部分に
埋入したあと
暫間インプラントを
1本入れます。
スプラインHAインプラントが
骨と結合したことが
確認できたら撤去します。
このインプラントは
骨とは結合しないため
容易にはずすことができます。
患者様のQOL(生活の質)を低下しないように
仮歯がはずれないようにすることは大切で
そのために暫間インプラントは
とても有用なものです。
3、被せものの装着、メンテナンス
インプラント埋入3ヶ月後
インプラントが骨と
結合していることを
数値化する
ペリオテスターという
機械で確認できたら
被せものの製作に
進みます
被せ物の材質はジルコニアで
スクリュー固定です。
噛み合わせや清掃方法に
問題なければメンテナンスに移ります。
検査代
CT撮影
12000円+税
その他保険負担金がかかります。
相談料
無料
治療費
インプラント1本35万円+税
ダミ- 1本15万円+税
合計85万円+税
期間
6~7カ月程度