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上顎左右の奥歯に2本のインプラントを使いそれぞれインプラントブリッジを入れて入れ歯を避けた症例
上顎左右の奥歯にインプラントを其々2本づつ埋入しインプラント
ブリッジを装着した症例です。黄色い丸印がインプラントブリッジの
部分です。インプラントがない時代を新卒時代に経験している私にと
ってはこのようは患者様を治療させていただくとやはりインプラント
の有効性を再確認できます。もしこの患者様がインプラントをせずに
治療を行うとすると入れ歯しかありません。このブログでもお伝えし
てきましたが、奥歯は家の柱になります。通常は左右に2本ずつ4本
あるのですが、この症例では1本のないことになります。噛む力を
支える柱がないためにその力を全て前歯（赤い丸印）で受けとめるこ
とになりますので、いずれ前歯は下の歯に押されて前のほうに動いて
きます。フレアアウトといいますが、前歯が前に動いて歯と歯の間に
隙間を生じるなってきます。このような状態にまで進むと前歯を抜歯
することまで考えなければならず、歯を失うことになりかねません。
ですから奥歯は柱の役目をしているので非常に大切です。
