親知らずの抜歯を行いながら隣の残根部分に抜歯即時インプラント埋入を行った症例

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親知らずの抜歯を行いながら隣の残根部分に抜歯即時インプラント埋入を行った症例

同じような症例が続きますが、左上奥歯が残根(黄色い)になってい

る状態でインプラント治療をご相談に来られた患者様です。黄色い矢

印の部分は前歯から数えて7番目です。最後臼歯といわれる部位です

。その後ろの赤い矢印の部分は親知らず(前歯から数えて8番目)で

す。どのように治療計画を考えるかといいますとインプラント治療部

位にはCTで骨があることは確認できましたので、あとは清掃を考慮

しなければなりません。特にこの部位は何度も申し上げますように、

うまく清掃することが難しいので、その後ろの歯は抜歯することが最

善と考えます。その他の治療方法とすればブリッジです。ただブリッ

ジはインプラントと同じで固定式ですから慣れてしまえば自分の歯と

同じようにかむことはできますが、清掃は困難なものとなります。

保険治療もブリッジでは可能ですが、長い期間を考えるとブリッジを

支える歯が虫歯になり再治療や歯の神経を除去するリスクも大きくな

りますので、このような点から考えてもインプラント治療が一番適し

ていると思います。

1,インプラント埋入前

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2,インプラント埋入

抜歯と同時にインプラントを即時埋入した後、後ろの綾知らずを除去し

ます。

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3、セラミックの被せ物の装着

一番奥の歯には大きな力が加わりますので、細長い形状のインプラン

トではインプラント周囲の骨が吸収する可能性がでてきますので、径

が太くて長さが短いワイドタイプのショートインプラントを選択する

のが最適です。

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