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右上奥歯のブリッジを支える片方の歯を抜歯することになりインプラントを2本使い再びブリッジが装着できた症例
右上奥歯に長い間使用してきた4本ブリッジ(黄色い丸印がブリッジ
を支えている歯を示します)の片方が虫歯になり抜歯しなければなら
なく¥なりました。インプラントが日本で登場したのはちょうど私が
大学を卒業したことです。その時までは固定式といえばブリッジが治
療の第一選択肢でした。ただ支える歯の神経を抜いてしまうと歯の根
がもろくなり歯根破折を起こすリスクが高くなります。また清掃の点
から考えると、歯ブラシだけでなく歯間ブラシ、スーパーフロス、フ
ロス、さらにはタフトブラシなど様々な清掃器具を使用することが必
要となりますが、なかなか清掃がうまくいない場合もありせっかく治
療したブリッジを支える歯を虫歯にしてしまうケースも多々見られま
す。さらには噛む力や精度も関与しますので古いデータではあります
が平均約7年で作り直しが必要といわれています。
1、インプラント埋入前
黄色い矢印の部分にインプラントを埋入しブリッジを製作することに
なりました。
2、抜歯とインプラント埋入
ブリッジを外し片方の歯を抜歯し、インプラントを2本埋入します。
画像はありませんが即時荷重ができる条件で埋入できましたので、プラ
スチック製の仮歯を装着しました。
3、被せ物の完成
インプラント埋入4か月で被せ物(ジルコニア製のブリッジ)を装着で
きました。
CT撮影 ¥12000+税
その他保険負担金かかります
相談料
無料
費用
インプラント 1本 35万円+税
ダミー 1本 15万円+税
合計 85万円+税
治療期間 4か月